Oleg Kostrow の新譜 "Teen Hamlet" がとてもいい感じで
ロシアのラウンジポップ系ユニットだった "messer fur frau muller" の Oleg Kostrow が久しぶりにソロ・アルバムを出したので早速聞いているんだけど、これがとてもいい。
iTunes Store ではカテゴリが「チルドレン・ミュージック」になってるけど、ごちゃごちゃいろんな音が鳴っていて「あー、Oleg Kostrowだなあ」と思いながら聞いている。「おもちゃ箱をひっくり返したような～」って宣伝文句に惹かれて買っては裏切られてる方はいると思うが、この人のは聞いて損はないんじゃないかなあ。
片割れのOleg Gitarkinは完全にホラー×サーフミュージックの人になったみたいで、自身のユニット "Messer Chups" や "The Bonecollectors" での活動がメイン。Messer Chups初期はハードなmffmみたいな感じで好きだったんだけど、最近のは個人的にはイマイチなんだよな。
三内丸山遺跡でレキシを見た
三内丸山遺跡でレキシのライブ観てきました。
2時間半くらいにも及ぶライブは、本当の縄文遺跡という環境以外は普段通りのレキシのライブだったと思います。ただ相当感慨深い様子でした。
昨年の武道館以来1年ぶりのバンドでのワンマン、それもフル尺でのライブということもあり、「楽しい」「泣きそう」を連発していました。演奏時間の短く、かつ時間に厳しいフェスでのライブが続いていたせいか、かなり伸び伸びした様子で、お約束ではない脱線も多々起こっていました。
↑のBarksのライブレポートがほんとそのままなので心に残ったことをいくつか。
・salt & stone で健介さん角さん（奥田健介 from NONA REEVES）がギターを弾く姿があまりにかっこよくて惚れ惚れする。奥田さんはどっちかというと落ち着いて弾く姿しか見たことがなかったので衝撃的でした。
・年貢 for you で旗本ひろし（秦基博）と足軽先生（いとうせいこう）をステージに呼び、間奏部分でまた好き勝手に他人の曲を歌ってたのですが、足軽先生も1曲、と突然振り、それじゃあと歌い出した歌がスティーヴィー・ワンダーの Isn't She Lovely（可愛いアイシャ） 。これがすごくよかった。
三内丸山レキシ。ステージの真後ろが畏友の故柳生真吾とくわしく見た林で栗が実り始めていた。ライブ中に夜空に投げキッスした。好き勝手に歌うコーナーではスティービー先生の『可愛いアイシャ』が自然に口から出た。メンバーの赤ちゃんがもうすぐ生まれる。
— いとうせいこう (@seikoito) 2015, 9月 6
・やはり 狩りから稲作へ は今回のハイライト。各々の手に握られたグッズの「稲穂」が高く掲げられ、あたりは一面収穫を待つ秋の田園のようだった。途中、お約束の「キャッツ！」をやりに出てきた三村申吾青森県知事には苦笑い。
セットリスト：
大奥～ラビリンス～
姫君Shake!!
ドゥ・ザ・キャッスル
Run 飛脚 Run
Let's 忍者
古墳へGO!!
salt & stone
憲法セブンティーン
年貢 for you （旗本ひろし、足軽先生）
en1 妹子なう（旗本ひろし、足軽先生）
en2 きらきら武士（旗本ひろし、足軽先生、さんまるくん）
