【シリーズ バッコ石】秋田県湯沢市 小野小町の産みの母の墓石と言われている姥子石
秋田県湯沢市小野(旧雄勝町)は歌人 小野小町の生誕地とされています(ちなみに生誕地については諸説あり、そのうちの一つです)。父親は小野良実(おのよしざね)、母親は大町子(おおまちこ)と言います(これも諸説あります)。
大町子は小町が幼い頃に亡くなってしまいました。彼女の墓石は「姥子石(ばっこいし)」と呼ばれ、今も祀られています。
小町の母の墓地
小町の母は時の村長の娘で、出羽郡司・小野良実と結婚しましたが、小町が幼い頃に亡くなってしまいました。
ここば姥子といわれ、小町の母、大町子の墓地、墓碑といわれています。木の周りにある自然石には梵字が刻んであるものもあります。
幼くして母を亡くした小町は、父が都より呼び寄せた乳母によって養育されたことで、和歌や踊り、都ことば、しきたりなどを身に付け、小町の美しさはいっそう輝きました。
なんか、結果良かった的な感じを受けますが、歴史は何がどう運ぶか分からないですからね。
これが姥子石。大町子の墓石、墓碑とのこと。